私は20歳の頃に椎間板ヘルニアを発症して定期的に腰痛による痛みで動けなくなります。
この痛みはなったことが無い人にはわからない痛みで、立っていても横になっていても、座っていても痛くて態勢が定まらず本当にツラいです。
医者に行っても湿布を貼って安静に、としか言われず非常にもどかしく感じました(´-ω-`)
今回はそんなツラいヘルニアと10年付き合ってきた私がやっている対処法を紹介したいと思います。
椎間板ヘルニアと診断されてなんとか痛みを和らげたい方や発症したくない方の参考になれば幸いです。
椎間板ヘルニアとは?
椎間板の中の髄核が飛び出してしまった状態を「椎間板ヘルニア」と言います。
生卵にたとえるならば、黄身が白身を突き破って出てきてしまったのと同じです。
原因としては、加齢や重いものを持ったときの負荷などが考えられています。
ちなみに、脊椎は下へ行くほど重さがかかりやすいため、腰に近いところほど椎間板ヘルニアが発症しやすくなります。
椎間板ヘルニアの症状
椎間板ヘルニアでは激痛を訴える人が多いのですが、それは多くの神経が存在している脊椎の周辺で起こるためです。
症状は圧迫される脊髄や神経の場所により様々です。
脊髄そのものが圧迫される際には、両方の足にしびれや痛みがでることが多いです。
なぜなら脊髄は、ここから左右両方の体に神経を分岐させる、神経の大元の束だからです。
症状が細かい部位に関しては、ヘルニア(髄核の飛び出し)が起こっている脊椎の位置によって異なるので一概には言えませんが、ふともも・ふくらはぎ・足など、それぞれに通う神経と症状が対応することがわかっています。
脊髄から分岐した神経が圧迫される際には、左右どちらかに症状が出ることが多いです(ただし、左右両方が圧迫されることもあります)。
特に多いのは「坐骨神経」が圧迫されるケースで、圧迫された側に坐骨神経痛やしびれがでます。
坐骨神経とは、脊髄から出たいくつかの神経が束になったものです。症状はヘルニアの部位によりますが、決まって圧迫された神経の通う部位に症状がでます。
これはふとももであったり、足やふくらはぎであったり、それらが組み合わさることもあります。
症状がひどい場合は痛みで眠れないこともあります。
椎間板ヘルニアの原因となる行動
高齢者よりも20代から40代にかけての比較的若い男性に多い病気です。
前かがみや中腰の姿勢を長時間続けたり、重たいものを急に持ち上げたりしたときなどに発症する危険性があります。
また、ストレスが原因となる場合もあるようです。
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その他にも血流が悪くなるので喫煙も椎間板ヘルニアの原因となり得ます。
禁煙に関する記事も書いていますので宜しければ併せてお読みください。
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痛みが出た場合の対処法
原因が分かっていて気を付けていても、急に痛み始める場合もあります。
そんな時に私が実践している応急処置を紹介します(´-ω-`)
湿布を貼る(冷やす)
湿布には痛みや炎症を鎮静させる効果があるので私は少しでも違和感が出始めたら早めに湿布を貼るようにしています。
また、これは診察して頂いた医師に聞いたのですが風呂等で温めると痛みが和らぐような気がするが血流が良くなり痛みが増すので逆効果との事でした(/・ω・)/
打撲等と同じように保冷材を用いて冷やすくらいの方が治りが多少早く感じるそうです。
コルセット
コルセットは姿勢の矯正の為に用います。
姿勢が悪いので脊髄があるべき場所に納まらず神経を圧迫しているのです。
姿勢を矯正してあるべき位置にとどめてあげるのは必要なことです(/・ω・)/
整体に行く
私が痛み出したら行く整体院は体の重心や偏り等を調べた上で歪みを矯正するような処置をしてくれます。
不思議なもので、そこでの処置と電気をあてると次の日には痛みがだいぶ軽減されます(^ω^)
そちらの医院は早朝4時から施術してくれることと、保険が適用され数百円しかかからないので長きにわたりお世話になっております。
椎間板ヘルニアの発症しない為の予防策
ずばり運動です(=゚ω゚)ノ
私はジムや自宅で筋トレをするようになってから動けなくなるほどの痛みが出ることが無くなりました。
腹筋を鍛えることで腰痛予防になるのです。
とはいえ普段運動をしない人は日課としての腹筋なんて続きません(;^ω^)
そんな方は腰を意識してのウォーキングをするだけでもだいぶ改善されますよ!
筋トレって何をしたらいいかわからないという方はYouTubeで筋トレ方法を調べると沢山の方が動画をアップロードしていますのでそちらを参考にしたり、オンラインのフィットネス、ヨガを受講したりしてみると効率よく体を変化させることが出来ます(/・ω・)/

まとめ
ヘルニアは手術をしたりブロック注射を打ったりすることで治療が出来ますが、施術後に再発して何度も手術を繰り返す方もいます。
おそらく発症したら一生付き合っていく病気なのでなるべく症状を出さない事と痛みを最短で抑え込むことがいいと思っています。
予防と対処をしっかりとして上手に付き合いつつ有意義な暮らしを出来る様、皆さんの参考になれたのであれば幸いです(^ω^)


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